ジュニア育成クラス
2025年初打ち 卒業生大集合
2024年 クリスマスイベント
2010年頃の集合写真
岐阜西テニスクラブは2006年7月にジュニア選手の育成活動を開始しました。
子供達がテニス選手としての夢や目標に向かって本気でチャレンジできる環境を作りたくてテニスコート1面と選手6人でスタートしました。その後の教え子達の活躍のおかげで志の高い子供達がたくさん集まってくれるようになり、クラブ設立から10年目の2016年にテニスコート2面を増設、さらに2022年にテニスコート2面を増設しました。
クラブ設立当初から「小学1年生から高校3年生まで12年間、本気で競技に取り組めるクラブ作り」に取り組み、現在ではテニスコート5面を使い複数のコーチが情熱と責任感を持って指導に取り組んでいます。
また土曜日・日曜日には他県・他地域の選手を招いてのマッチ練習会を開催する事で、安定的に実戦経験が積める育成環境を作っています。
当クラブでは競技志向の選手はもちろん、文武両道や他種目との二刀流など、お子様が持つ多種多様な可能性に対して最大限サポートしています。また5面のテニスコートを使い複数コーチが指導する事で、細やかなクラス分けをして練習する事ができますので、多くの選手が高校卒業まで練習環境や練習相手に悩むことなく競技活動に専念しています。テニス選手として長期的な目標を持って取り組むお子様には最高の環境だと思います。入会ついての相談やご質問(クラス選び・参加日数・各クラス定員・送迎時間の調整)など気軽にお問い合わせください。
連絡先 090-6645-0250(佐藤)
入会をご検討中の保護者様へ
お子様の成長を託すスクール選びは非常に重要です。指導者との相互理解・師弟関係の構築や練習仲間との関係作りには一定の時間が必要です。とりあえず入会して合わなかったら移籍を繰り返す事はマイナスに作用する場合が多く、お子様のモチベーション低下や、スポーツからのフェードアウトに向かってしまうリスクを伴います。特に移籍入会を検討する際は、各クラブの指導方針や活動内容をしっかりと理解し、お子様の目標や保護者様の教育方針と照らし合わせて適切な育成環境であるかを慎重に判断してください。
当クラブが入会相談をお受けする際に、説明させていただくクラブの特徴をまとめましたので参考にしてください。
【入会について】
当クラブはテニス選手として活躍する事を目指して指導しています。そのため入会希望者には学年に見合ったテニス歴と競技レベルなどの入校基準を定めています。小学5年以上は公式戦の戦績がある事が入会の条件となります。また低年齢から在籍する選手が多いため中学生以上の入会は定員の面でお断りする場合があります。お子様がテニス選手として活躍を目指す場合には、遅くとも小学4年生頃には大会デビューできるよう指導を開始させていただきたいです。
【指導理念】
子供達がアスリート(競技者)としてスポーツに取り組む目的は、現在の自分と向き合い弱点を克服し競技活動で繰り返し経験する課題克服や問題解決の中で、社会人になった先の将来を力強く生き抜く人間力を鍛錬する事だと考えています。
昨今はパワハラ問題などの時代背景もあり、子供達には学校も厳しく指導できない、親ですら叱責できない時代になっています。将来、子供達が出る実社会は業務上のノルマや過度のプレッシャーもなく、上司も先輩も誰も叱ってくれない(指導してくれない)、『表面上』は厳しさのない穏やで平等な社会に見えますが、現実の社会は指示待ち人間は淘汰され、自主的・自発的に自家発電で頑張り抜ける人材しか活躍できない実力主義の社会になっていきます。そんな子供達の未来を見据え、困難や難題を自力で乗り越え、粘り強く・我慢強く結果を出し続ける人間力をテニスを通して育成していく事を目指しています。少子化によって鍛錬の場がどんどん失われていく中でも、高い志を持った子供達が切磋琢磨して互いを高め合える鍛錬の場を、永続的に提供し続ける事がジュニア育成に関わる指導者の使命だと考えています。
【岐阜西TCが目指す練習環境】
ジュニア選手が効率よくレベルアップするためには、身近なライバル達と競争できる練習環境が必要です。同じ志や目的意識を持った子供達が切磋琢磨する事で上達加速が生まれます。憧れの先輩がいて、慕ってくる後輩がいて、競い合うライバルがいるチームをバランスよく作り上げるために、各クラスの人数を計画的に管理して質の高い練習環境を維持しています。
特にトップチームの『アカデミークラス』は、原則として中学生以上の東海ランキング選手に限定して全国大会での活躍を目指した練習をしているので、年齢差やレベル差に悩む事や練習強度に物足りなさを感じる事無く練習を積む事ができます。
また社会人や大学生の卒業生をヒッティングスタッフとして積極的に採用することで、高校卒業まで練習相手に困る事無く上達し続ける事ができます。卒業生が練習参加する事でプレーの精度に高い基準が生まれ、ジュニア選手だけでは作り出せない緊張感の中で練習ができます。先輩からのアドバイスがきっかけで急成長する選手がいたり、高校進学や大学進学などの進路相談に乗ってもらったりと、あらゆる面で心強いサポートをしてくれています。先輩達にお世話になった現役ジュニアが卒業後には自身が先輩の立場になって後輩たちの成長のサポートをする。この上下関係の中で敬語や礼儀が自然に身に付いていきます。
【保護者様へのお願い】
まず指導者自身が、我が子を安心して託せるプロフェッショナルである事。子供の事を親身に考え、情熱と責任感を持って指導する姿勢を評価していただき信頼される指導者でいる事が最重要です。その上でのお願いになりますが、指導者間の連携が取れない他クラブとの掛け持ち受講や、保護者自らの独自指導はお断りしています。
当クラブでは1人の選手の成長に対して複数のコーチが指導担当するようにしています。得意分野や指導法(感覚派 vs 理論派、テクニック指導得意派 vs 戦術ゲームセンス磨く派など)が異なるコーチ陣が多角的な視点で選手の分析をして指導する事でプレーの幅が広がり将来の可能性が高まると実感しています。また選手の指導方針についてコーチ陣で論議する場では互いに「なるほど⁉」と思える新たな理論の発見もあり、指導者のスキルアップにも好影響を与えてくれます。複数のコーチが指導に関わる事は選手にとっても指導者にとっても大きなメリットがあると考えていますが、そのメリットを最大限に発揮するためにはコーチ陣が「選手ファースト」の理念を共有し、建設的な意見交換(連携)をする事が不可欠です。選手(特に小中学生のお子様)の混乱を招かないために多様性の中にも一貫性を確保できるように連携が取れる事。この連携が可能な掛け持ち受講には対応していきたいと考えています。
また熱心な保護者様によるテニスの技術・戦術に対しての介入や、過剰投資とそれに伴って高まる戦績への過剰期待により、お子様の熱意の急激な低下や早期のバーンアウトを招く事も少なくありません。
これは決して『親は口出ししてはいけない』といった不定的な意味ではありません。
コーチやクラブが合わなければ、環境を変える事で何度でもリスタートする事ができますが、保護者がコーチ化してしまい期待に応えられない状況に陥ってしまった場合、子供はテニスから離れざるを得ない残念な結末となってしまいます。こういった事例はテニスに限らず、早熟型のジュニアアスリートに起こりやすい問題でもあります。保護者の役目は、指導者のような対面で向き合う導きではなく、選手としての我が子が辛い時や苦しい時に穏やかな気持ちで支える事であり、『テニスを好きでいさせてあげる事』と、『試合が楽しめる選手でいさせてあげる事』が、最も最善のサポートだと思います。上記の点については保護者の教育方針やサポート論と照らし合わせてご検討頂ければと思います。
また保護者様の練習見学は練習環境への配慮や防犯上の理由により、平日(夜間)は一律に控えていただくようお願いしています。しかし練習参加するお子様が『普段どんな指導を受けているのか?』、『大切に育ててもらえているのかな?』、『安全管理は徹底されているのか?』など、練習環境が把握できない中に成長を託す事には不安があると思いますので土曜日・日曜日は見学可能とさせていただきます。
ご見学いただく事でお子様が適度な緊張感を持って練習できる事や、指導者のパワーハラスメント問題の回避、また指導内容の質向上にもプラスに作用すると考えています。入会者には「練習見学のお願い」を別途説明させていただきます。